次元大介@医者してMUSCLE!

我、医学部再受験成功シ、医師トナル。知力ヨリモ体力。

僕はそんなに長く生きれない。

20210129132827e94.jpg 僕はそんなに長く生きれない。 健康的に働けるのはあと20年もあるだろうか。数年おきに年単位で寝込んでいた自分のサイクルも考慮すると、もっと短いかもしれない。

となると医者人生をどう生きるのか。これは僕と同じように30代で医学部に入った人なら考えることだろう。 9割の研修医は専門医過程に入るらしい。
 
正直、残りの1割になるのは怖い。だけど専門医過程に入っている間はあまり給料もよくないし(医者としては、の意味)、専門医を取ったといっても給料が格段に上がるわけではない。果たして専門医は十分ペイするのだろうか。寝込んでいる間は無給になるのだから、その分貯金ができるような進路を取ったほうがよいのではないだろうか。

それに・・・正直、指導という名のパワハラに合うのが怖い。スーパーローテーションの初期研修だから1ヵ月単位で済んだ。しかし後期研修となると年単位でパワハラに合う可能性もある。そうなったら多分もう助からない。10年くらいかけて実現した、医師として働くという夢が潰れてしまう。それだけは避けたい。

だけど精神科医のように薬だけではなく、交流によって人を元気にさせるような働き方をしたい。

そう悩んでいるとき、友人が訪問診療を勧めてくれた。病院に行きたくても距離的・体力的に行けない人のもとにいって治療をする働き方だ。これはいいんじゃないか、と思った。

そこからは就職あっせん業者を頼った。しかし初期研修上がりで雇ってくれるようなところはなかなか見つからなかった。それでも数件、面談をしてくれる病院があったので当直上がりを利用して何個か面談をした。

最初の病院は給料はべらぼうによかった。しかし、病棟を持たなくてクリニック単体。一人で車に乗って、採血とかも一人でするスタイル。これはしんどいな~と思った。次の病院は卒後3年にしては高給。病院の訪問診療部に属して、週4で病棟管理、残りを訪問診療するスタイル。これはいいんじゃないか、と思った。

医師として肩書のない人生を歩むのは勇気がいることだ。できれば専門医を取りたかった。しかし年齢がそれを許さない。

 別に再受験をしたことを後悔しているわけではない。ストレートで医学部に入ってたらたぶん中退していただろう。

 人生は戻ることができない。前に進むしかないのだ。僕はそんなに長く生きれない。残りの人生をうまく活用するしかない。

 朝、レオパレスを出て川を渡る。川を渡るときが一番寒い。渡りきったら、なにかいいことあるかもしれない。そんな心の遊びをしながら毎日大病院に通っている。
関連記事

いつになったら幸せになるんでしょうか?
次元さんの幸せとはなんですか?

  • 2021年02月07日日
  • URL
  • unknown #-
  • 編集

僕の幸せ…なんでしょうね。生き延びることに精一杯で考えもしてなかった。

  • 2021年02月08日月
  • URL
  • 次元大介 #-
  • 編集

こんばんは

再受験かつ、持病も抱えてる中、
"交流によって人を元気にさせるような働き方をしたい。"
と考えてらっしゃる思いはすごいですね。私は、
"人のQOLを上げるような医師になりたい。"と思ってます。w

ブログの中で、パワハラについてかかれていましたが、先生の思いが強かったり、理想を抱えていたり、そのような空気と、高齢研修医というファクターが絡んでいるのかもとふと感じました。詳しい事情は存じ上げませんが。
その個人が持つ理想に対して、周囲が分不相応と感じると、本来持ち合わせていると良いところをみてその人を応援するより、できていないところをことさら強く記憶しクローズアップすることで、自分の感想が正しかったんだとこじつける人が多い気がします。
これが、若かったり、指導する側にとって都合よく能力を発揮してくれる医師ならまた違ったのかもしれませんね。

私のようないい加減さを分けてあげたいそんな印象です。
スマートな方は、僕のようなやり方は許せないのかもしれませんが、上級医であれ、同輩であれ、後輩であれ、わざとバカにされる点を作って、軽く無視状態を作り自由をつくるのもこのような世界ではテクではないかと思います。
医学部で見ていると、全方位外交、もし何かを認められたければ、全てを全力投球するみたいな努力が求められ、一度そのレースに乗ると降りれない、自分の好みのニッチな人生選択が怖くてできない、という印象を持ちます。

理想は当然にせよ、再受験をしたのは、兎にも角にも自分が幸せになるためで、自分が壊れてまで変わる理由はないかなと。

最近次元さんのブログを知り、昔のログから読ませていただきました。とても面白かったです。

長文失礼いたしました。

  • 2021年02月13日土
  • URL
  • びわ湖医学生 #-
  • 編集

おはようございます。読んでくださってありがとうございます。
僕は無理が効かない体なので、少し手抜きしているような印象もあったのかもしれません。それがパワハラの火種になったのかも。今となってはわかりませんが。
自分が壊れてまで頑張る必要はないよなぁと今では思えますが、渦中ではそんなことを思う余裕もなく。
そんな研修も、もう終わります。
長く歩むにはゆっくりか、よりゆっくりかしかないと痛感しました。
びわ湖医学生さんもこれから長いと思いますが、有意義な医師人生を歩んでくださいね。

  • 2021年02月14日日
  • URL
  • 次元大介 #-
  • 編集

現在、そろそろ実習が始まる医学生です。再受験の時から次元さんのブログを拝見させていただきました。
現時点では医学の勉強はとても楽しく、今までないくら熱中でき、再受験に満足です。研修医になってからうまくやっていけるか不安ではありますが…
次元さんのお陰で再受験しようという気持ちが強くなれたため、非常に感謝しております。

研修生活、非常に大変だったようですね。後輩の私が言うのはおこがましいですが、私や周囲の様子を見るに、経験上、自分に余裕がないと他人のために尽力するのは辛いことと思います。
無理しすぎないでください。

  • 2021年02月21日日
  • URL
  • あ #-
  • 編集

お、いよいよ医者デビューが近づいてきますね。さぞかし大変だったことでしょうね。
やはり自分に余裕がないと他人には優しくできません。パワハラで大変だった頃には朝起きるのでもう精一杯でした。
もうこういうことがないといいんですが…
まだまだ先は長いですし、お互いに頑張りましょう!

  • 2021年02月21日日
  • URL
  • 次元大介 #-
  • 編集

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

  • 2021年03月10日水
  • #
  • 編集

次元大介

おめでとうございます。
よく頑張りましたね。これからも不定期に更新しますので、また見に来てください。
おめでとう!

  • 2021年03月11日木
  • URL
  • unknown #-
  • 編集

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

  • 2021年03月11日木
  • #
  • 編集

コメントの投稿

URL
コメント
パスワード
秘密
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://jigendaisukefk.com/tb.php/1533-71a270b9