僕が抱えてゆく物。
![Winston_Churchill[1]](http://blog-imgs-41.fc2.com/j/i/g/jigendaisukefk/20090913220026b13.jpg)
写真はチャーチルです。
僕の持病は躁状態を伴う双極I型障害なのであるが、病名がわかるまでは苦労した。やたらハイテンションだったり、理由無くイライラしているという症状は小学生の頃からあった。しかしそれらの行動は病気によるものとは見なされずに、「気分屋さん」として扱われたと思う。20代後半までは感情をコントロールするのが大変だった。
小学校の時はそんなに周りに被害は及ばなかったと思うが、歳を取るにつれて躁のレベルが上がり、周りに大迷惑をかけることが多々あった。しかしこの病気にかかっている人はえてして躁状態を心地よく感じ、病気であると思わない。中島らもが「心が雨漏りする日には」で書いているように、周りの人が「ちょっとおかしい」と気づいて本人を病院に連れて行くケースが多い。認識の仕方に関しては僕の場合も同じで、自分が双極I型障害だとは思っていなかった。「あぁ、やたらテンション高かったな」程度の認識だった。病名がわかったのはつい二、三年前の話なのだ。
双極I型障害であるという認識のもとに自分の歴史を振り返ると、躁状態の時にしでかした数々の愚行が悔やまれる。病気のせいで失った人間関係があるからだ。
夜に気分安定薬(mood stabilizer)を飲むときに、「あの時にこの薬があれば・・・」と思うことがよくある。角が頭に生えてくるなどで躁状態であることが外見からわかるんだったらいいのに、と思ったりする。そしたら躁状態での言動を「本人の性格」と捉えられなくて済んだのに。全く馬鹿げた考えではあるが。
投薬のおかげでいつもちょっとロー気味のテンションで居られる。心地よい。一般の人はこれくらいのテンションで生活しているのかと思うと感慨深い。僕からするとまるで悟りを開いているかと思われるくらいの平穏さなのだ。
この病気も悪いとこばかりではない。躁状態の時に、いい意味で「突拍子も無い」ことを達成したりする。それは芸術作品において顕著に現れていて、この病気があったが故に後世まで残る芸術家となった人は多い。例えば
ヴィンセント・ヴァンゴッホ
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
ロベルト・シューマン
バイロン(詩人)
夏目漱石
北杜夫
残念ながら僕には芸術的センスはないのだが、病跡学によると
「双極性障害をもつ人の多くは、何かに並外れて偏執狂的な異常な関心を持ち、とても体系だった整理が得意である」
のだそうだ。僕の部屋がきれいなのはそのせいかもしれない。
せっかくの夏休みなので長文を書いてみました。
鬱のときには、バーベル上げるに限りますよ。嫌な気分をぶっ飛ばしましょう。
躁の時にも、バーベルを上げましょう。ノリノリで上げると、記録が伸びます。
・・・
要するに、バーベル部頑張っていきましょう。(笑)
ヤッタア
部屋の整理をお願いします。
大物移動も、バーベルと思って。。。。。
急に高価な筋トレグッズを買いだしたら躁状態ですぞ。スミスマシンは違うけど。
あー、部屋掃除のお手伝いすれば良かったですね。見られたら恥ずかしい物が出てきたりして....
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