医学部合格者のやり方を学ぼう。その1
医学部に受かりたいと思ったら、一番最初にやらなくてはいけないことは何でしょうか。それは勉強方法を学ぶことです。
私も何回か勉強法については書きましたが、そのやり方が肌に合わない人もいるでしょうし、絶対正しいわけではありません。他の人が考えている受験勉強攻略法も聞いてみると何か突破口が見つかるかもしれません。
という訳でこのサイトを推薦します。
必然性を求めての受験勉強攻略法
一読の価値はあります。さて、そこの管理人さんが今回勉強法についての記事を書いてくれました。参考にして下さい。
医学部合格者のやり方を学ぼう。その2
医学部合格者のやり方を学ぼう。その3
医学部合格者のやり方を学ぼう。その4
医学部合格者のやり方を学ぼう。その5
医学部合格者のやり方を学ぼう。その6
~~~序論~~~
まず大学受験の全科目について言える事があります。
それは「考える」という言葉の意味が大学受験の範疇にあっては「受験で必要とされている知識を知っている、かつ必要に応じてその知識を組み合わせて未知の問題に対処できる」と言いかえる事が出来るということです。(国語に関してはその限りではないと思います。)
この事を踏まえると、受験における勉強には段階が存在する事になります。
1段階として、「必要とさている知識を身につける」
2段階として、「得られた知識を組み合わせる練習」
この段階を考慮した上で、各科目に対する具体的な勉強法を説明することにします。
~~~数学~~~
1段階の学習として、現在の受験界で流行っているのは「チャート式(黄、青)」「シグマトライ」などの所謂網羅本というものを仕上げる方法です。方法自体は間違っていないのですが、やり方を間違えている人がかなりいるのではと推測されます。
この段階においては、あくまで「必要とされている知識」を習得することが目的なのですから、問題が解けないからといってウンウン悩みこんでいるようでは本末転倒です。問題を見て、瞬間的にその問題を解くために必要な知識が浮かんでこなければ、それは貴方の中に「必要とされている知識」が身についていないことを示します。その場合すぐに解答を読んでしまいましょう。
この際、注意して欲しいのが解答の読みっぱなしで終わってしまうという事です。読んで理解出来る事と、自分で解答を復元出来る事には大きな隔たりがあります。実際に、解答を復元出来るかをチェックするようにすれば、知識の定着も高まるでしょう。解答を復元出来ない原因として以下の事が考えられますので、参考にしてみてください。
①必要な知識が理解出来ていない。
②必要な知識を問題分中から分析して頭の中から引き出してこれない。
③必要な知識が頭の中で整理されていないため混乱する。
とくに②、③が主な要因となるのではないでしょうか。
②に関しては、どれだけ日ごろから問題分中の仮定の分析、解法の選択、結論の分析をやっているかで本番で大きな差を生みます。
③に関しては、通常の受験生が自力で体系だった形で知識を整理するのは不可能だと思います。整理の仕方を重点的に話してくれる学校の先生なり予備校の先生なりの元で学習するのが一番手っ取り早いのではないかと思います。個人的には代ゼミの岡本寛先生や駿台の三森司先生がお勧めです。
2段階の学習として、問題集を解いていく事になります。この時、問題が解ければその問題を解くのに必要な知識がちゃんと身についていたと納得さえしてくれればいいのですが、問題が解けなかった時はなぜその問題が解けなかったのかを徹底的に追及する必要があります。主な原因として考えられるのは
①知識不足
②知識はあったが組み合わせる事が出来なかったの二つです。
①に関しては、1段階の学習を適宜し直せばよいだけです。その時出来ればその知識を用いて解く問題も暗記するようにしてください。暗記といっても問題文を一字一句間違いなく記憶せよという事ではなく、こんな問題があったなぁとイメージ出来るくらいの暗記で構いません。ある知識にまつわる情報が大きくなれば大きくなるほど、その知識はあなたの血となり肉となるでしょう。ちなみにこの方法は駿台の三森先生が、理3や京医合格者で数学のあまり得意でなかった子に積極的にすすめている方法論です。
②に関しては、組み合わせ方に関するノウハウが足りなかったという事になります。このノウハウは様々の問題を解いていく中で身につけるしかありません。ある程度ノウハウが身についてくると、組み合わせ方のヒントは問題文中(特に日本語)に隠されている事実に気づくと思います。問題を沢山解くなかでノウハウを蓄積していきましょう。ちなみに余談ですが、予備校の数学系統の講座が扱うのはえてしてこの知識の組み合わせ方についてです。よって、「必要とされている知識」がないような人が講座を受講しても得られるものが少ないのは言うまでもないでしょう。自分が今どの段階にいるのかを客観的に認識し、予備校を有効活用してください。
私も何回か勉強法については書きましたが、そのやり方が肌に合わない人もいるでしょうし、絶対正しいわけではありません。他の人が考えている受験勉強攻略法も聞いてみると何か突破口が見つかるかもしれません。
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必然性を求めての受験勉強攻略法
一読の価値はあります。さて、そこの管理人さんが今回勉強法についての記事を書いてくれました。参考にして下さい。
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~~~序論~~~
まず大学受験の全科目について言える事があります。
それは「考える」という言葉の意味が大学受験の範疇にあっては「受験で必要とされている知識を知っている、かつ必要に応じてその知識を組み合わせて未知の問題に対処できる」と言いかえる事が出来るということです。(国語に関してはその限りではないと思います。)
この事を踏まえると、受験における勉強には段階が存在する事になります。
1段階として、「必要とさている知識を身につける」
2段階として、「得られた知識を組み合わせる練習」
この段階を考慮した上で、各科目に対する具体的な勉強法を説明することにします。
~~~数学~~~
1段階の学習として、現在の受験界で流行っているのは「チャート式(黄、青)」「シグマトライ」などの所謂網羅本というものを仕上げる方法です。方法自体は間違っていないのですが、やり方を間違えている人がかなりいるのではと推測されます。
この段階においては、あくまで「必要とされている知識」を習得することが目的なのですから、問題が解けないからといってウンウン悩みこんでいるようでは本末転倒です。問題を見て、瞬間的にその問題を解くために必要な知識が浮かんでこなければ、それは貴方の中に「必要とされている知識」が身についていないことを示します。その場合すぐに解答を読んでしまいましょう。
この際、注意して欲しいのが解答の読みっぱなしで終わってしまうという事です。読んで理解出来る事と、自分で解答を復元出来る事には大きな隔たりがあります。実際に、解答を復元出来るかをチェックするようにすれば、知識の定着も高まるでしょう。解答を復元出来ない原因として以下の事が考えられますので、参考にしてみてください。
①必要な知識が理解出来ていない。
②必要な知識を問題分中から分析して頭の中から引き出してこれない。
③必要な知識が頭の中で整理されていないため混乱する。
とくに②、③が主な要因となるのではないでしょうか。
②に関しては、どれだけ日ごろから問題分中の仮定の分析、解法の選択、結論の分析をやっているかで本番で大きな差を生みます。
③に関しては、通常の受験生が自力で体系だった形で知識を整理するのは不可能だと思います。整理の仕方を重点的に話してくれる学校の先生なり予備校の先生なりの元で学習するのが一番手っ取り早いのではないかと思います。個人的には代ゼミの岡本寛先生や駿台の三森司先生がお勧めです。
2段階の学習として、問題集を解いていく事になります。この時、問題が解ければその問題を解くのに必要な知識がちゃんと身についていたと納得さえしてくれればいいのですが、問題が解けなかった時はなぜその問題が解けなかったのかを徹底的に追及する必要があります。主な原因として考えられるのは
①知識不足
②知識はあったが組み合わせる事が出来なかったの二つです。
①に関しては、1段階の学習を適宜し直せばよいだけです。その時出来ればその知識を用いて解く問題も暗記するようにしてください。暗記といっても問題文を一字一句間違いなく記憶せよという事ではなく、こんな問題があったなぁとイメージ出来るくらいの暗記で構いません。ある知識にまつわる情報が大きくなれば大きくなるほど、その知識はあなたの血となり肉となるでしょう。ちなみにこの方法は駿台の三森先生が、理3や京医合格者で数学のあまり得意でなかった子に積極的にすすめている方法論です。
②に関しては、組み合わせ方に関するノウハウが足りなかったという事になります。このノウハウは様々の問題を解いていく中で身につけるしかありません。ある程度ノウハウが身についてくると、組み合わせ方のヒントは問題文中(特に日本語)に隠されている事実に気づくと思います。問題を沢山解くなかでノウハウを蓄積していきましょう。ちなみに余談ですが、予備校の数学系統の講座が扱うのはえてしてこの知識の組み合わせ方についてです。よって、「必要とされている知識」がないような人が講座を受講しても得られるものが少ないのは言うまでもないでしょう。自分が今どの段階にいるのかを客観的に認識し、予備校を有効活用してください。
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章末問題も解けるようになっていると思うので、やっておいて損はないと思いますよ。難しくて手が出ないのでしたら力がつくまで網羅系の問題集をやっているのがいいと思います。
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